矯正を考えているけれど、いきなり来院するのは気が重い。まずは写真を送って相談できるなら、それで済ませたい。
そういう状態でこのページに来た方が多いと思います。
写真での相談はできます。ただし、そこで分かることには決まった範囲があります。先に知っておくと、使い方を間違えません。
写真で確認されるのは「できそうか」
公式の説明では、こう書かれています。
「もちろん可能です。Oh my teethで矯正ができそうか、ドクターがお写真にて確認します」
「できそうか」という言い方になっているところが要点です。確定ではなく、見込みの確認です。
そして続けて、こう書かれています。
「Oh my teethでは、抜歯が必要なケースなど、一部の症例には対応していません。そのため、具体的な診断には必ず無料歯型スキャンにお越しいただく必要があります」
つまり、写真相談は診断ではありません。来院が前提になっています。
なぜ写真では確定しないのか
写真で分かることと分からないことには、はっきりした違いがあります。
写真に写るのは、歯の表面の見た目です。並びの乱れや、目立つ部分は確認できます。
一方、治療の可否を決めているのは別のものです。
- スペースが何mm足りないか/余っているか——これは測らないと出ません
- 歯根の状態——写真には写りません
- 骨格の位置関係——レントゲンで評価されます
- 見えない部分の虫歯——被せ物の下などは撮影しないと分かりません
写真で分かる範囲と精密検査の違いは歯並びの写真診断で分かること・分からないこと|精密検査との違いで詳しく扱っています。
だから写真で「できそう」と言われても、検査の結果で変わることがあります。逆に「難しそう」と言われた場合も、それは写真の範囲での判断です。
来院で何をするのか
無料の歯型スキャンでは、次のことが行われるとされています。
- 口の中の確認
- 口腔内写真の撮影
- 口腔内スキャナーによる3Dスキャン(歯の3Dモデルを作る)
- レントゲン撮影(被せ物の下の虫歯や、根の状態など、見えない部分の確認)
所要時間は、到着からスキャンスペースまで約30分とされています。
診断の結果は、3D画像とドクターのコメントを含めてLINEで送られます。3Dスキャンのデータも後日届くため、自宅で自分の歯の模型を確認できるとされています。
治療全体の流れの中でこの段階がどこに当たるかは歯科矯正の流れを「いつまで引き返せるか」で見る|装置を外して終わりではないで扱っています。
LINEは、相談の入口であると同時に、結果を受け取る場所でもあるということです。
プランも、ここで決まる
もうひとつ、来院しないと決まらないことがあります。
どのプランで治療するかは、自分では選べません。3Dスキャンやレントゲンによる検査を受け、歯科医師の診断でどの範囲の治療が要るかが確定します。
この点と、抜歯が必要な場合に対応範囲から外れることはOh my teethで八重歯は治せる?答えを分けるのは「抜歯が必要か」で扱っています。
そもそも装置が希望では選べないという考え方は歯科矯正でマウスピースを選べるのはどんなとき?装置の決まり方を解説で整理しています。
LINE相談の使いどころ
整理すると、こうなります。
| LINE相談 | 来院(無料歯型スキャン) | |
|---|---|---|
| 矯正ができそうかの見込み | ○ | ○ |
| 疑問を聞く | ○(24時間の相談サポートがあるとされています) | ○ |
| 適応の確定 | × | ○ |
| プランの確定 | × | ○ |
| 期間・総額の確定 | × | ○ |
| 見えない部分の確認(根・骨格・被せ物の下) | × | ○ |
「行く前に、明らかに範囲外かどうかの当たりをつける」——これが写真相談のいちばん実用的な使い方です。
逆に、期間や費用を確定させたい段階では役に立ちません。そこは検査の後になります。
通院先を大宮周辺で検討する場合は、通いやすさも判断材料になります。なお通院の頻度は医院の方式によって差があり、来院を最低1回※からとしている方式もあります。
※通院回数は治療内容・個人の状態により異なります
よくある質問
写真で「できそう」と言われたら、始められますか?
始められると決まったわけではありません。公式には、具体的な診断には無料歯型スキャンへの来院が要るとされています。
検査の結果、対応範囲から外れると判断されることもあります。写真の段階は、見込みの確認までだと考えてください。
どんな写真を送ればいいですか?
正面や横からなど、歯並びの状態が分かるものが基本になります。ただし写真の質を上げても、写らないものは写りません。根の状態や骨格は、レントゲンでないと確認できません。
きれいに撮ることより、確認したいことを一緒に伝えるほうが役に立ちます。
相談だけして、治療しなくても大丈夫ですか?
構いません。無料の歯型スキャンも、受けた時点で何かが確定するものではありません。
自分の状態を知ったうえで、やらないという判断をしてもよいという前提で使えます。
検査を受けたら、結果はどう届きますか?
3D画像とドクターのコメントを含む診断結果が、LINEで送られるとされています。3Dスキャンのデータも後日届くため、自宅で確認できます。
その場で決めなくてよいという意味では、持ち帰って考えやすい形になっています。
まとめ
写真を送っての相談はできます。ただし公式の説明では、そこで確認されるのは「矯正ができそうか」とされており、確定ではなく見込みの確認です。
そして具体的な診断には無料歯型スキャンへの来院が要ると明記されています。写真相談は診断ではありません。
理由は、写真に写るのが歯の表面の見た目だけだからです。スペースが何mm足りないか、根の状態、骨格の位置関係、見えない部分の虫歯——治療の可否を決めているものは、どれも写真に写りません。
来院では、口の中の確認・口腔内写真・3Dスキャン・レントゲン撮影が行われ、所要時間は約30分とされています。結果は3D画像とドクターのコメントを含めてLINEで届きます。
だからLINE相談の使いどころは、「行く前に、明らかに範囲外かどうかの当たりをつける」ことと、疑問を聞くことです。期間や費用を確定させたい段階では役に立ちません。
検査を受けた時点で何かが決まるわけではないので、自分の状態を知ってから判断するという使い方ができます。